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■骨が伸びる!

身トレの効果は、骨の一部が突出して膨らむのではなく、骨全体がサイズアップする成長です。

「全体的なサイズアップ」の意味には、長さ方向の「伸び」も含まれています。

モデリング代謝では骨がそれまでの形をなぞって太くなるのではなく、伸びも含めた形状変化を起こします。

これは負荷に対する適応反応と考えられますから、負荷の種類・強度・頻度の選択が重要です。負荷の種類によって、適応反応は「伸びる」「太る」「硬くなる」など様々に変化する可能性を持っています。

■アキレス腱付着部で確認できる、踵骨の伸び

身トレの成長が「骨が伸びる成長」であることは、アキレス腱付着部の位置で確認できます。

①踵骨底面だけに骨が積層した場合は、アキレス腱付着部の位置は高くなります。
②骨が伸びた場合、アキレス腱付着部の高さに大きな変化はなく、その上部が伸びることになります。

下図は筆者の身トレ開始前・後の画像で、緑の矢印が「アキレス腱付着部」を示しています。緑の枠で観察すると

①アキレス腱付着部の位置変化は少なく、
②クルブシ位置は大きく変化している

と観察され、踵骨が伸びていることが確認できます。

画像をクリックして拡大すると、シワの位置関係からも、踵骨・距骨・クルブシ間の成長が確認できる。

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