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お客様の成長記録 2020/05月 お客様#022

記録日成長期間
2020/05月1.0cm7.5ヶ月(実質5カ月)
左上が2019年09月。左下が2020年5月。右上は左下の反転画像。

■実質は5カ月

022様は痛みを感じながらトレーニングしてしまった期間があり、成長開始が2ヶ月程度遅れたため期間は実質5ヶ月に相当します。開始直後の3ヶ月(無成長期間)+2ヶ月で1cm(5mm/月)とみれば順調な成長量と考えられます。

今回は初段完了前のご相談に合わせて画像提供いただきました。

■痛みが骨の変化を阻む

身トレが空手の骨鍛錬を応用したものであるためか「痛みがあっても我慢するべき」という誤解がいつまでも無くなりません。この誤解のために貴重な成長の機会をロスしてしまう案件が多くあり ます。

人体は骨に大きな負荷がかかる運動を阻む防御機能があり、その代表的なものが「痛み」です。「痛み」無しで運動しなければ骨に負荷をかけることはできないのです。

身トレでは「痛み」の生理的構造を現象水準で把握しコントロールします。これを「痛みの解除(キャンセル)」という手法としてまとめてあります。

それは「心頭を滅却すれば…」のような精神論ではありませんし、「痛みを我慢しろ」といった根性論でもありません。

拮抗筋をキャンセルし、体性反射をキャンセルし、痛みをキャンセルし、最終的には無意識による運動の抑制をキャンセルすることで、ようやく骨に負荷をかけられる状態になります。(関連記事:身トレの理論の概要 (良好な成長のために 2)

■身トレを変えないでください

身トレの運動は誰でも簡単にできるように設計してありますが、その背景には複雑な論理が組み合わせてあります。全ては空手の型から導き出された現代とは異なるスポーツ科学に拠って立つ理論です。
回数も、実施日数も、丸太の向きも、丸太の質も、足を持ち上げる高さも、足をどちらに向けるかも、様々な指定には全て意味があり、身トレの理論に合致するようにしてありますので、これを変えてしまうと効果がでません。 (関連記事:良好な成長のために(序))

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