冬季に身トレを開始するなら!

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寒さ厳しくなるなか身トレを始めた人に、そしてこれから始めようとする人に向けた提案です。

身トレの実施日数は週に3日となっていますが、トレーニング初期はこれを減らし、2日にすることが可能です。

真冬と言っても10℃を超えれば運動中はあまり寒さを感じませんので、お休みの日の暖かい日中に行うことができますし、土日がお休みの人なら、連日で済ませてしまうという方法もあります。

なぜ初期のみ2日で可能か?

この初期のみ2日でよい理由について解説いたします。

身トレには初期3ヶ月間の成長しない期間があります。

これは、大人の骨が形を変えない「リモデリング」を行っている状態から、成長期と同じ「モデリング」へと体質を変換するための期間です。

この期間は成長がありませんので、トレーニング自体は、負荷の量的要素よりも体質変換を要求するシグナル的要素が強くなります。

シグナル的要素をごく単純に表現すれば、「呼びかけ」です。 リモデリングとモデリングの切替を行う体の決定器官に、「変えてくださーい」と呼びかけるのが初期3ヶ月です。

「呼びかけ」ですから運動量を増やしても、成長開始(=体質変化)を早めたり、成長量を増やす効果はありません。

体質変化には多くのホルモンが関わり、体調に異常が起きないようにバランスを取りながら変化していきます。これはバイオリズムの様に1ヶ月程度の周期で段階的に変化するものです。

データ的には週2日が成長実績の下限値であり、これは即ち週2日以上のトレーニングをすれば「モデリング体質」が維持できることを意味します。初期3ヶ月も体質変換の過程を維持できれば良いのですから。週2日のトレーニングで可能ということになります。

初期の3ヶ月は暖かい日を狙って、寒い冬を乗り切ってください!

ところで、成長が開始してしまったら週3日のトレーニングが必要になります。当然、ウィークデイも実施することになるでしょう。

でも大丈夫です。成長が開始すれば寒さに悩む人はいません。多くの人が「冬は休むプラン」と言っていたのに、一年を通して実施しています。東北や北海道では雪の中でトレーニングしている人もいます。

「自分の努力で身長を変えることが可能になった」それが確信になったとき、皆さんも季節を問わずトレーニングを続けることになると思います。

注:成長が開始する月に、人によって、より強い負荷が必要となる場合もあります。このタイミングを誤ると成長開始が長引いたり、成長量が少なくなるケースがあります。ご自身で判断をされず、お気軽にお問合せいただき、ベストな成長を得られるようにしてください。

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